世界の子育て

日本と世界の子育ての違い、パパ・クオータ制度って何?

世界を見渡せば育っている環境も、言葉も、食生活と様々なスタイルが日本とは異なります。

 

子育ても例外ではなく、国によってそのスタイルは様々です。

世界には「パパ・クオータ制度」なるものが存在するそうです。

 

私は最近までこの制度の事を知りませんでしたが、この制度が日本の子育てを変えてくれるかもしれないんです。

 

今回はパパ・クオータ制度について書いてみましたのでお付き合いください。

 

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パパ・クオータ制度とは?

北欧を中心に導入されている

国で定められた育休の一定期間をパパに割り当てられ、その期間はパパしか取得できないという制度なんです。90年代にノルウェーやスウェーデンで導入されおり、パパの育休取得率を上げ、出生率も上がったそうです。

 

ノルウェーにおけるパパ・クオータ制度は、賃金100%保障の場合44週(80%保障の場合54週)の育児休暇のうち6週間をパパに割り当てられています

この制度のおかげでパパの育児取得率は4%前後だったのが90%にまで上昇したそうです。

 

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日本でも検討されている?

日本におけるパパの育休取得率は2017年が5.14%だったそうです。これは過去最高だったそうですがまだまだ取得率が低いのが現状です。

 

世間というか、昔からの体質がまだまだ根付いているので中々取得自体が難しいというのが実情でしょう。

 

パパ・ママ育休プラス

そして日本でもパパ・クオータ制度に近い制度が実は存在します。

それが「パパ・ママ育休プラス」です!

と自信満々に書いてみましたが、皆さん知ってました?

 

私は昨日まで知りませんでした^^;

まったく広まってないというか浸透していませんよね。。。

 

制度の概要は?

パパ・ママ共に育児休業を取得した場合、育児休業を通常1年を1年2ヶ月まで延長できる制度です。パパの育児休業取得率を促そうというのするものです。

 

パパも育休を取得する事により、ママが保活等に取り組むことが出来るので、家族としてはありがたい制度とも言えます。

 

ただし、期間が延びるといっても、パパとママがそれぞれ取得できる期間そのものは1年間で変わらないので、取得期間をズラす必要があります。

 

賃金保障は?(育児休業給付金)

給付金は6ヶ月目までは賃金の67%、6ヶ月目以降は賃金の50%

 

 日本とノルウェーの差

日本とノルウェーにおけるパパの育児休業縮率の差は、一目瞭然ですが、原因は明確にあるようです。

 

まず賃金保障額に大きな差がありますよね。日本はノルウェーに比べてかなり低い保障率になっています。これでは取りたくても収入が減る事を考えると取得を渋ってしまうのは納得できます。

 

国も世間も向き合っていない

国もパパの育休を促すような制度を作ってはいますが、根本的な解決にはなっておらず、形だけのものになしかなっていません。

昔からの男性社会という体質から抜けきれていないのもその原因の一でしょう。

 

まずはパパ・クオータ制度というものを世間が認知し、パパ一人一人が育児に関心を持つことが必要になるでしょう。

育児の大変さも大切さも関わらないと見えてこないことがたくさんあります。

日本という国が家族みんなで子育てをしやすい世の中になることを祈るばかりです。

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

笑う門には福来る☆

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