妊婦

風疹が関東で流行中、28歳以上は要注意

風疹とは

風疹と言うと皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

私のイメージだと、小学生ぐらいの子供に感染しやすく、流行しているイメージがつよかったのですが、ここ近年はどうやら様子が変わってきているようです。

 

風疹は、発熱・発疹・リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。

水疱瘡やはしかよりは伝染力は弱く、効果的な治療法はないようで、症状に応じて治療をする必要があります。

ワクチンによる予防が最も重要で効果的です。

 

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ワクチンと年齢の関わり

何故28歳以上が要注意なのでしょうか。

それは年齢によってワクチンを打っていない、もしくは回数が少ない可能性があるという事です。

 

 【日本における年代別ワクチン接種の状況】

 1度もワクチンを接種していない世代

1962年までに生まれた女性

1979年までに生まれた男性

 

1度しかワクチンを接種していない世代

1990年までに生まれた男女

 

2回接種が実施されている世代

1990年4月2日以降に生まれた男女

 

1度しかワクチンを接種したことない方、そこが運命の分かれ道です。

今年流行している風疹に感染している人の多くは30代~50代が多いそうです。

まさにワクチン1回接種までの世代の方ばかりなんです。

 

妊婦は特に注意したい先天性風疹症候群

風疹で特に怖いのが妊婦への感染です。

妊娠初期の頃に風疹に感染してしまうと、胎児が風疹ウイルスに感染してしまい90%の胎児に様々な影響を及ぼしてしまいます。

 

【胎児に及ぼす影響】

心疾患

白内障

緑内障

難聴

発達障害

脳性麻痺

 

子育て世代のパパママは特にワクチンを1回しか接種してない方が多いと思います。

こういったリスクを回避するためにも事前にワクチンを接種しておく事が重要になります。

 

妊娠するとワクチンは接種できないため、早めの接収が大切だそうです。

 

厚生労働省もワクチン接種を進めていますので、お時間があるときに目を通してみて下さい。

www.mhlw.go.jp

 

この情報はどこまで伝わっているのだろう

私が勉強不足なのかもしれませんが、最近まで風疹がこんなにも恐ろしい病気だとは知らませんでした。

「かかっても、発疹と熱が出るぐらいなんでしょ」程度の軽い気持ちでした。

 

私みたいな方が意外と多いのではなかとすこし不安になりました。

 

少しでも多くの方に知っていただければ幸いです。

もしこの記事をきっかけに知った方は会話のネタにでもしてください。そうするだけでも多くの人が知るきっかけになり、悲しい思いをする方が減ると思います。

 

風疹の予防はいたってシンプルです「ワクチンを接種する

みんなが知っていれば、感染や流行をなくすことは思ったよりも簡単にできるかもしませんから。

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

笑う門には福来る☆

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